日本語を、アルファベットで表記するときに使われるのがローマ字で、主に「ヘボン式」と「訓令式」が使われています。
道路標識や名前の表記など、とにかく広く世間一般的に使われているのが「ヘボン式」なのに対し、学校教育では「訓令式」が採用されているという矛盾。
これで、日本人のローマ字は、ものすごく厄介なものになってしまっていて残念なんです。
例えば、富士山。
世界的に使われているのが「Mount Fuji」なのに対し、学校で習うのは「Huzi」なんですねぇ。。。
柔道も「Judo」なのに、学校で習った通りに書くと「Zyudo」。
「Zyudo」では、外国人には通じないと思います。
大きな違いは、小さい「や・ゆ・よ」がつく場合。
「Sha/Sya」「Shu/Syu」「Sho/Syo」「Ja/Zya」「Ju/Zyu」「Jo/Zyo」
※前がヘボン式、後ろが訓令式。
実は、英語の辞書を見る限りでは、この中の訓令式の方の綴りで始まる英語の単語はないのです。
つまり、英語圏の人には読めないってこと。
さらに「Jyu」「Jyo」と、ヘボン式と訓令式が入り混じったつづり方も時々見られますが、残念ながらこのつづりで始まる英単語もありません。
日本語独自の規則性の中でローマ字を教えようということなのかもしれませんが、これなら最初から英語で教えた方が良いのではないかと。
【ヘボン式ローマ字】
ヘボンさんという宣教師によって考案され、1886年に完成。
カタカナでは「ヘボン」としているが、オードリー・ヘップバーンと同じ「Hepburn」さん。
【訓令式ローマ字】
1937年9月に内閣訓令において公的なローマ字法として定められた。
小学校の授業で習うローマ字。