◆お雛様を飾るときの、左右の覚え方。
日本には古来より「天子南面」という習慣があります。
「天子」とは、天から統治を許された人物とされます。
つまり、人の上に立つ人物や、身分が高い人、位が上の人は南を向いて座るのが正式ということです。
神棚なども、南に向けますよね。
そして、複数の人が南を向いて座ったときの上座は、太陽が昇る方向。
一番先に陽があたるところが、上座となるわけです。
左大臣、右大臣も同じです。
ですから、
内裏雛は、男雛(天皇)が東、女雛(皇后)が西というのが、正式な飾り方です。
現代は、左右が逆になっていることが多いのですが、これは大正天皇が即位されてから、男女の並び方(上座下座)が西洋式に変更されました。
それに倣い、お雛様も西洋式の並べ方になったと言われています。
実は、内裏雛を西洋式にしてしまうと、左大臣、右大臣の位の辻褄が合わなくなってしまうんですね。
由来で覚えておくと、どっちだったか迷うことも少なくなると思います(^_^)
因みに、南を向いて座ると、背は北を向きますよね。
中部地方でも、寒い地域は4月3日までひな人形を飾ります。 せっかくなので、古式ゆかしく天子南面で4月3日まで飾っておくのも良いかと思います。 【お雛様の左右:天子南面】 お雛様の左右は、男雛が向かって左、女雛が向かって右に飾られることが多いですが、本来は逆の並び。 (男雛が向かって左は、西洋式) 日本には古来より「天子南面」という習慣があります。 身分が高いは南を向いて座るのが正式という意味です。 神棚なども、南に向けますよね。 そして、複数の人が横並びで南を向いて座ったときの上座は、太陽が昇る方向。 一番先に陽があたるところが、上座となるわけです。 左大臣、右大臣も同じで、内裏雛を西洋式にしてしまうと、左大臣、右大臣の位の辻褄が合わなくなります。 内裏雛は、男雛が向かって右、女雛が左にすると、ひな壇全体が「天子南面」にのっとった並び方となります。 由来で覚えておくと、どっちだったか迷うことも少なくなりますね。 名古屋キャッスルホテルでは「天子南面」でお雛様が飾られていて、お客様から「並びが逆ですよ」と指摘されることがままあったとか。